水道水を節約したい!と思っていらっしゃるなら、井戸水(地下水)の利用を考えてみてはいかがでしょうか?
井戸水(地下水)を生活用水として利用すれば、水道料金を節約することが出来ます。水は飲料として利用するより飲料水以外の生活用水として利用する量の方がはるかに多いため、思っている以上に節約することが可能です。
ここでは、様々なメリットをご紹介いたします。
井戸水活用の最大のメリット! 水道料金の節約
そもそも、わたしたちは普段の生活の中でどれ位水を使っているのでしょうか?2013年の調査によると、一人一日平均およそ289リットルの水を生活用水として使っています。使用の内訳は、風呂40%、トイレ22%、炊事17%、洗濯15%、その他6%となっています。
水道料金は立方メートル単位で計算されていますので、289リットルは0.289立方メートルとなります。
1ヶ月を30日として計算すると、毎月一人当たり8.67立方メートルを生活用水として使っていることになるため、井戸水をこれらの生活用水に充てることで水道料金を節約することが可能になります。
節約以外の井戸水を利用するメリット
水道料金の節約以外で、井戸水を利用することのメリットをご紹介いたします。
水温が安定している
井戸水の場合、水は地下を流れているため外気温による温度の変化をあまり受けることがありません。そのため、年間を通じて水温がほぼ同じです。
つまり冬暖かく、夏冷たいという状態にあります。
災害時に使用可能
井戸水は、災害で断水してしまったときにも利用することが可能です。井戸水を確保しておくことは、災害時に地域への貢献も期待できます。
井戸水のデメリット
井戸水を利用することのメリットは沢山ありますが、少なからずデメリットもありますので確認しておきましょう。
具体的には、以下のようなデメリットがあります。
初期費用やランニングコストがかかる
地下水を使うためには、井戸を掘ったり地下水をくみ上げるためのポンプを設置したりする必要があります。これらの準備を行う初期費用が必要となります。
また、ポンプを動かすための電気代や設備の保守(ランニング)費用がかかります。しかし、これは水道料金より安くなるケースが殆どです。
水質や水量に問題がある場合も
場所によって地下水の水質や水量は異なるため、問題がある場合もあります。けれども、硬水を軟水にすることが出来る装置やろ過装置を使うことで解決可能な場合もあります。
停電してしまうと使用出来ない
くみ上げポンプなど電力で動いている装置は、停電してしまうと使用することが出来なくなってしまいます。非常用電源を備え付けておくと、不測の事態でも使うことが可能です。
まとめ
井戸水を活用することで電気料金の節約等のメリットがあることがわかりました。初期費用や水質、停電時の問題については、信頼出来る業者に相談することで解決可能なケースもあります。
井戸水を上手に使用するためにも、まずは信頼出来る業者探しから始めてみてはいかがでしょうか?