人間が生きていくために、欠かせないのがお水です。日々しっかりと水を飲むことで、健康や美容に嬉しい効果が期待できるともいわれています。
とはいえ、「具体的にいつどのくらい飲めばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめの水の飲み方について解説します。

水を飲むのに適したタイミングとは?

水を飲むタイミングと言えば、「喉が渇いたとき」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、人間が1日に必要とする水分量は2,200~2,500ミリリットルといわれています。

食事から補給できる水分量ももちろんありますが、「喉が渇いたときになんとなく飲む」というだけでは、水分が不足してしまう可能性もあるのです。
だからこそ朝起きたときや食事前、運動や入浴の前後、就寝前のタイミングでは、ぜひ意識して水分を摂取してみてください。

朝起きたときは、体がカラカラに乾いている状態です。起き抜けに1杯の水を飲むことで、体を上手く覚醒させられるでしょう。
運動や入浴は、汗で水分を失いやすいシチュエーションです。
ぜひ、「喉が渇いた」と感じる前のこまめな水分摂取を心掛けてみてくださいね。

また食事の前、つまり胃が空っぽの状態で水を飲むと、水分の吸収効率がアップするといわれています。

1回あたりのおすすめ摂取量とは?

水を飲む際には、「1度に大量に飲む」よりも「少しずつこまめに摂取する」方がおすすめです。
1度あたりの適正量は、コップ1杯程度、つまり180~200ミリリットル程度を意識してみてください。

1度に大量の水を飲んでも、体内に吸収できる量は限られています。
余分な水分として排出されるばかりでは、トイレが近くなってしまうでしょう。

その他の注意点

水を飲む際には、タイミングと量以外にも、いくつか注意したいポイントがあります。
効率良く水分摂取するためにも、ぜひ意識してみてください。

まず、水の温度が冷たくなり過ぎないように注意しましょう。
常温で飲むのが一番ですが、飲みづらいと感じる場合は、11~15度程度を意識してみてください。
これ以上温度が低いと、胃腸への負担が大きくなってしまうほか、体が冷えてしまう恐れもあります。

また、こまめに飲む水ですから、味も重要なポイントです。
水道水を飲む場合、沸騰させてカルキ抜きをしたり、レモンを浮かべたりするだけでも味が変わります。
竹炭や活性炭、麦飯石も、水を美味しく飲むための工夫におすすめですよ。

適切な水分摂取で潤いのある毎日へ

適切な水分摂取で潤いのある毎日へ
忙しい日々の中で、「つい喉がカラカラになるまで我慢してしまう」という方も多いのではないでしょうか。
喉の渇きを感じるタイミングは、すでに体が脱水状態に陥っているといわれています。
今回紹介したポイントも踏まえて、ぜひ上手な水分補給を心掛けてみてくださいね。