深井戸ポンプ(ジェットポンプ)

DEEP WELL深井戸ポンプ(ジェットポンプ)

深井戸ポンプ(ジェットポンプ)の特徴、原理、仕組み、構造、耐用年数、価格などの情報を掲載しています。

割引キャンペーン中!
割引キャンペーン中!

無料相談受付中!
まずはお気軽にお問合せください

お見積・お問い合わせ

深井戸ジェットポンプとは?(特徴)

井戸から水を汲み上げるために用いる井戸ポンプには、井戸の水位やポンプの設置箇所によって様々な種類があり、主に「浅井戸ポンプ」、「深井戸ジェットポンプ」、「深井戸水中ポンプ」に分けられます。

深井戸ジェットポンプとは、地下水に圧力をかけて汲み上げるタイプの井戸ポンプのことをいい、通常は地下水の水面から地上まで8m〜20m位までの深井戸に使われます。モーター、電装、制御部は地上で、井戸の中に吸込管、圧送管を結んだジェット部分を設置する方式で、深井戸ポンプとしてはオーソドックスな方式のポンプです。

高い揚水能力の秘訣は、井戸内に降ろされた圧力管と吸込管にあります。
具体的には、地上から取り入れた大気圧を圧力管から地下水まで送り、その圧力で勢いよく噴き上げた地下水を吸込管で地上まで汲み上げる、というものです。
つまり、圧力を使って地下水を汲み上げやすいように押し上げることが深井戸ジェットポンプの仕組みなのです。

深井戸ジェットポンプを使用すれば、製品によっては20m以上の深井戸でも利用できることがありますし、逆に8m未満の浅井戸でも利用可能なものが多いため、汎用性が高いというメリットも持ち合わせています。

しかし、消費電力が高く、作動音が大きいといったデメリットもあります。
特に作動音についてはご近所トラブルの原因となることもあるため、隣家との距離によっては作動音が無い水中ポンプを選ぶ必要があるでしょう。

なお、深井戸ジェットポンプは井戸のそばに設置するのが望ましいとされています。

深井戸ジェットポンプの原理や仕組み(構造)

地上にポンプを据え付けた場合、吸うだけ(正確には吸込管内を真空にする)では井戸水面にかかっている大気圧による限度、約10mよりも高く上げる事はできません。(浅井戸ポンプのページで詳しく説明しています)
水面がその吸上可能高さよりも低い場合、吸上可能な高さまでなんらかのアシストが必要になります。その役目を担うのがジェット部品です。

吸込+圧送(深井戸ジェットポンプ)の2本の配管がジェット部に接続され(イラストA)、圧送された水はジェット内のノズルから高速水を吹き出し(イラストB)、その作用により吹き出し水と吸上水が混合しながら徐々に速度を下げ圧力を上げて揚水作用をします。(吹き出し周辺の部分は大気圧よりも低くなる)

非常に単純に考えますと、ポンプ→圧送管→ジェット→吸込管→ポンプ→(以下繰り返し)と水が回っており、その一部を使用しているという事になります。

深井戸ジェットポンプの用途

  • 深井戸でも極端に深い井戸ではない(水面の深さという意味で)
  • 水量はごく普通にあれば良い
  • 多少の作動音は気にならない
  • 井戸水に含まれる成分の堆積により水中ポンプが使用できない場合  等・・・

深井戸ジェットポンプの耐用年数

ポンプ本体の耐用年数は10年〜15年位が目安ですが、ジェット部品との兼合いもあります。
5年位でアキュームレータ(タンク)と圧力スイッチ(インバーターポンプでは圧力センサー)の交換をした方が良い場合が多いです。

深井戸ジェットポンプの価格

深井戸ジェットポンプは、メーカーを問わない場合は、最小で150Wから最大で1,500Wまで用途に応じた様々な出力(150W・250W・400W・600W・750W・1,100W・1,500W)の製品があり、更に省エネインバーターや外装ステンレスのもの、部品を替えることにより浅井戸用・深井戸用どちらにも対応可能なものとバリエーション豊富です。

当然のことながら出力が大きいほど水量が得られますが、一般家庭では250W・400Wがいちばん多く使われています。
750W以上は電源も200V(単相もしくは三相)が必要になり、状況が許せば水中ポンプの方が効率的となります。
出力(W)が同じならば、メーカー間による価格差はほとんどありません。

既存からの交換の場合は、ジェット部・揚水管まで全て替えるかポンプ本体のみ替えるかで総額も変わってきます。

深井戸ジェットポンプ実演動画

深井戸ジェットポンプの実演動画をご紹介します。

映像内のジェット部品は、当社仮設用として何度も使用しているものです。
ジェットと配管をポンプへ接続(圧送D・吸込S)し、置いてある木を地面として、大径(100mm)の管が井戸ケーシングです。(※井戸ケーシングはカットしてありますが実際には水脈までずっと埋設され、水脈部分にはストレーナーが巻かれてそこから水が入りケーシング内に溜水されます。その水面の位置が重要)

地上と井戸配管の末端をショートカットした状態のため、当然実際には地面より下は数十メートルありますので、それを想像してください。吐水シーンもございます。

当社で販売しているオススメの深井戸ジェットポンプ

省エネ・ステンレスの
川本JF2シリーズ

¥159,500(税込)〜

頑固一徹、ジェットポンプの
スタンダードイワヤJPSシリーズ

¥148,500(税込)〜

ポンプについてのお問い合わせはこちら

043-234-6602
井戸ポンプ情報局
給湯器 販売・交換
バスリフォーム
無料ご相談フォームへ
TOPへ戻る