水やジュースを飲んだあとに、ゴミになるのがペットボトルです。
「分別してリサイクル」は基本ですが、そのままの形でリユースするのもおすすめですよ。
日常生活の中で、ペットボトルを便利に活用するアイディア7つをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

収納用アイテムとして

サイズが決まっていて、縦にも横にも収納できるペットボトルは、実は優秀な収納アイテムとして活用できます。
以下のアイテムの収納場所として、活用してみてはいかがでしょうか。

1.お米

お米の劣化を防ぐためには、冷蔵庫内で保管するのがベストです。
とはいえ、「お米はかさばるから、冷蔵庫内に収納場所を確保できない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
こんなときに、便利に使えるのがペットボトルです。

お米をペットボトルに入れて蓋をすれば、立てても横にしても収納可能。
冷蔵庫の空きスペースを賢く活用できるでしょう。
もともと飲み物を入れるために作られているペットボトルは、冷蔵庫との相性も抜群です。
冷蔵庫メーカーの中には、「ペットボトルを収納するための専用場所」を確保しているケースも少なくありません。

ちなみに、500ミリリットルサイズのペットボトルいっぱいにお米を詰めた場合、3合になります。
お米を使う際に、わざわざ計量しなくて済む点もメリットと言えるでしょう。

2.スパゲッティ

ペットボトルは、スパゲッティの収納アイテムとしてもおすすめです。
1.5リットル、もしくは2リットルのペットボトルを活用しましょう。1本でたくさんのスパゲッティを保存できます。

ペットボトルの口の大きさは、スパゲッティ100グラムを計量するのにちょうど良いサイズです。
使うときにはペットボトルを傾けるだけで、必要量を瞬時に取り出せるでしょう。
水のペットボトルを使えば匂い移りも気になりません。
しっかりと乾燥させてからパスタを入れるようにしてください。

3.冷凍野菜

コーンやグリーンピースなど、一度に使いきれない粒状の野菜は、ペットボトルで冷凍保存するのがおすすめです。
固まらないようにバラして冷凍させた上で、ペットボトルに入れておきましょう。
使うときには、ペットボトルを傾けるだけで必要量だけ取り出せます。

市販のミックスベジタブルについても、袋を開封したあとはペットボトルに移しておくのがおすすめです。
袋のままで保管すると、冷凍焼けを起こしてしまう可能性も。
また、「調理中に必要分だけ取り出す」という作業も、簡単ではありません。
ペットボトルに詰め替えておけば、片手で楽に作業できます。キャップでしっかり密閉すれば、冷凍焼けも防げるでしょう。

便利グッズとして

空になったペットボトルは、便利グッズとしても活用できます。
2つのアイディアを紹介するので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

1.卵の黄身と白身を簡単に分けられる

ペットボトルを使えば、卵の黄身と白身を簡単に分けられます。
やり方はシンプルで、まずはお皿に卵を割りましょう。
ペットボトルを握りながら近づけ、黄身部分だけを吸い取ります。

黄身を吸い込んだペットボトルに醤油とみりんを加えて一晩置けば、「卵黄の醤油漬け」が出来上がります。
卵かけご飯にすると、絶品ですよ。

2.エコ湯たんぽとして活用できる

節電の冬は、エコグッズも上手に使って乗り切りましょう。
空になったペットボトルは、エコ湯たんぽとしても活用できます。

ペットボトルに入れるのは、入浴後の残り湯です。
たっぷり詰めてしっかりとキャップを閉めたら、そのまま布団の中に入れておきましょう。
就寝時間には、じんわり温めてくれているはずです。

一部分のみを便利に使う方法も!

ペットボトルの魅力は、自分で手軽にカットして使えるところです。
一部分のみを活用して、ぜひ日々の生活を快適にしてみてください。

1.口部分:身近な袋を手軽に密閉

こちらはペットボトルの上半分、口の部分を活用するアイディアです。
ペットボトルの上から3分の1ほどの場所でカットし、キャップと胴体部分を別々にしておきます。

自宅にある袋に収納したいアイテムを入れ、袋の口をペットボトルの胴体部分に通しましょう。
袋の端をペットボトルの口から出したら、そのままキャップをギュッと閉めます。
どんな袋でも簡単に密閉できる、おすすめアイディアです。

2.下半分:小物収納に最適

ペットボトルの下半分は、小物収納に最適です。
大きさが揃っているため、戸棚や引き出し、冷蔵庫の中の整理整頓に役立つでしょう。
事務所で使えば、クリップやふせん、プッシュピンなど、オフィス系小物の分類に使えます。
洗面所で使えば、髪ゴムやヘアピンをきれいに収納できるでしょう。

ペットボトルなら、大きさが揃っているため見た目も美しく整理できます。
必要分だけ手軽に準備できる点も、非常に大きなメリットと言えそうです。
カットしたペットボトルの端でけがをしないよう、マスキングテープなどで飾り付けをして、保護しておくのがおすすめですよ。

ペットボトルは捨てずに活用してみよう!

ペットボトルは捨てずに活用してみよう
私たちに身近なペットボトルは、工夫次第で生活を快適にしてくれます。
リサイクルも大切ですが、ぜひそのままの形でリユースすることも検討してみてください。

もともと水が入っていたペットボトルであれば、匂い移りの心配もありません。
使用後の手間も少なく、すぐに再活用できるためおすすめですよ。