自宅に井戸がある場合、井戸水を利用すれば大幅に水道代を節約することが可能です。
しかし、井戸水をくみ上げる井戸ポンプはなかなかなじみのないものになりますので、どのような物を購入すればいいのか難しいでしょう。

実は井戸ポンプには様々な種類があり、なんでもよいということではありません。

自宅の状況と合わないものを購入してしまうとせっかく買ったのに使用ができないという場合もありますので注意が必要です。
誤った井戸ポンプを購入しないためにも、ここで井戸ポンプはどのような種類があるのか、どのように選べばいいかを解説します。

井戸の状況によって選ぶ種類が違う

井戸ポンプには、浅井戸用ポンプ・深井戸用ポンプがあります。
井戸の深さが8m以内であれば浅井戸用ポンプ、8m以上であれば深井戸用ポンプとなります。
これがまず間違っていると使用が難しくなってしまいますので、必ず自宅の井戸とあったタイプを選ぶようにしましょう。

もう一つ受水槽用ポンプがあります。
これは集合住宅などの受水槽用のポンプになりますので、一般家庭では使用しないでしょう。

井戸ポンプには自動と非自動がある

井戸ポンプを運転方式には、自動式と非自動式があります。
どちらでも使用は可能ではありますが、非自動式の場合は使用する度に手動で電源をつけなければなりませんので、日常的に使う場合は非常に不便でしょう。
そのため、可能であれば自動式をおすすめします。

スポット的に利用するのであれば、やはり価格が安いため非自動式でも問題はありません。
これは、購入時に決めなければなりませんので、購入前にしっかりと検討をして購入することにしましょう。

ポンプの形式によって水量が変わる


井戸ポンプの形式には種類があり、製品によっても水量が変わりますが水量が決まる大きな要因はポンプの形式です。
うず流れ型ポンプ、うず巻きポンプ、ジェットポンプなどがあります。

せっかく設置しても用途に合わせた水量がなければかなりのストレスになりますので、これも購入前にどの程度の水量になるのかをしっかりと確認した上で購入するようにしましょう。

電源と周波数もしっかり確認

当然の話ですが、動力がしっかり合うのかは確認しましょう。
100Vなのか200Vなのか、周波数は60Hzなのか50Hzなのかをしっかりと確認しないと使用できなかったり、うまく作動しない場合があります。