スポーツジムのプールを利用することは、フィットネスや健康維持、ストレス解消など、様々なメリットがあります。
今回は、ジムのプールについての基本から、快適に利用するための必需品と便利なアイテム、マナーについて解説します。

プールの種類と選ぶポイント

ジムのプールを選ぶ際、プールの種類や設備、そしてそのジムの提供するサービス内容を確認しましょう。

まず、プールの長さには25メートルプールや50メートルプールなどの違いがあります。
多くのジムが25メートルのプールを採用していますが、本格的に泳ぎを楽しむなら、競技用の50メートルプールのあるジムがおすすめです。
一方で、25メートル未満の短いプールを取り入れているジムもあり、水中ウォーキングやアクアビクスなどの水中トレーニングに適しています。

プールを選ぶ際には目的を明確にしましょう。
競泳トレーニングをしたい、健康維持のために泳ぎたい、足腰を鍛えるために歩行をしたい、など目的に合わせたプール選びが大切です。
また、プールの混雑具合もチェックポイントの一つ。混雑時間帯を避けるために、事前に利用者の多い時間帯を調べておくと良いでしょう。

清潔さやメンテナンスの状態も重要です。プールの水質は健康に直結しますから、定期的な水質チェックや清掃が行われているかを確認して下さい。
設備面では、シャワー室や更衣室の清潔さも見逃せません。

さらに、ジムが提供するプログラムの内容も選択の決め手になります。
アクアビクスや水中ウォーキングなど、様々なプログラムを体験できるジムなら、飽きずに長く続けることができるでしょう。

立地や会費も大切な要素になりますね。自宅や職場から通いやすい場所にあるか、月額費用が予算内で収まるかも考慮して選びましょう。

プールの必需品・あると便利なアイテム

必需品

当然ですが、プールに入るためには水着が必須です。自身の体型や泳ぎ方に合った快適なものを選びましょう。
女性の場合は、アクティブに動いてもズレにくいデザインのものがおすすめです。

また、多くのジムでは髪の毛がプールに落ちるのを防ぎ、衛生的な環境を保つためにプールキャップの着用が義務付けられています。
目を保護し、水中でもクリアに見えるようにするためにゴーグルも必須で、塩素で目が痛くなるのを防ぐ役割もあります。
プールから上がった後、体を拭くためのタオルも必要ですね。大きめのものを1枚、小さめのものを数枚持っていくと便利です。
そして、プール利用後のシャワーのために、シャンプー、コンディショナー、ボディソープを忘れずに。

あると便利なアイテム

水泳中にも水分補給は大切です。運動中の脱水を防ぐためにも、水分を持参しましょう。
濡れた水着やタオルを入れるためのウェットバッグも便利ですね。これがあると、他の荷物を濡らす心配がありません。
水が耳に入るのを防ぐため、またはプールの騒音を減らすために耳栓があっても便利です。

プール利用時のマナー

プールを使う際には、周りの利用者と快適に共有するためのマナーが存在します。しっかり守ることで、自分自身も他の利用者も安心してプールを楽しめます。

1.最初にシャワーを浴びる

まず、プールに入る前には必ずシャワーを浴びましょう。
これは身体についた汗や汚れ、化粧品などがプールの水を汚さないようにするためです。
清潔なプール環境を保つためには、このシャワーが非常に重要です。

2.自分のペースに合ったレーンを選ぶ

プールで泳ぐ際には、自身の泳ぎの速度に合ったレーンを選びましょう。
もし追い越しが必要な場合は、相手が気づくように手を振るなどして、追い越しの意志を示すと良いです。
追い越しはできるだけスムーズに、他の利用者に迷惑をかけないように行って下さい。

3.プールサイドは走らない

プールサイドは滑りやすいので、走らずに歩くようにしましょう。
走ると自身だけでなく、他の人をも危険にさらす可能性があるため、安全を最優先に考えて行動して下さいね。

4.綺麗に片付ける

最後に、プールサイドのベンチやシャワールーム、ロッカーを使用した後は、次に使う人のことを考えて綺麗にしておきましょう。
使用した器具などは元の場所に戻し、共用スペースを整えることも大切です。

マナーを守って快適な水泳ライフを!

今回はジムのプールを安全で楽しく利用するための重要なポイントについてお話ししてきました。
プール選びから、必要なアイテム、そしてマナーは快適な水泳ライフのために大切な要素です。

プールを利用する際は常に他の利用者への配慮を忘れずに、皆が気持ち良く利用できるよう、思いやりを持って行動しましょう!