春といえば花粉症によってくしゃみや鼻水、目のかゆみなどに悩まされる方も多いと思います。
そんな辛い花粉症ですが、実は地域によって発症率が異なっていることをご存知でしょうか?

今回は花粉症の地域ごとの発症率とともに、お水でできる花粉症対策についてご紹介いたします。

花粉症の発症率は地域によって違う!

花粉症の発症率はさまざまな団体、企業により都道府県別に調査した結果が発表されており、地域によって大きな差があることが分かっています。

花粉症に悩まされている方が最も多いのは山梨県、次いで高知県となっており、どちらも40%以上の方が症状に悩まされているようです。
さらに、埼玉県、栃木県、静岡県、東京都などでも30%は超えています。

そして、発症率が最も少ないのが北海道と沖縄県で5%前後となっています。両者ともスギ花粉が飛び散り拡散する量が大変少ないためだといわれています。

花粉症の発症のきっかけは、個人差は大きくありますが日常的に吸い込んでしまっている花粉の量にあります。そのため、元から花粉が拡散しにくい地域では、日常生活で花粉を吸い込むことが比較的少ないため発症率が低い傾向があるようです。

花粉症のシーズンは、気分転換に発症率の低い地域へ出掛けてみるのもよいかもしれませんね。

お水で花粉症対策ができる!

お水で花粉症対策ができる!
毎日の暮らしの中でできる花粉症対策の中でも、ここでは主に「水」に関連した方法を挙げていきます。

水分を摂りすぎない

花粉症のときは、水をたくさん飲むのは控えましょう。
水分補給は熱中症やインフルエンザ対策には積極的に行なう必要がありますが、花粉症の場合は水分を摂り過ぎると鼻水や痰が出る原因となり、かえって症状が悪化してしまう可能性があります。
もしも花粉症がなかなか改善されないと感じている場合は、喉が渇いたタイミングで水分を摂るようにしましょう。

帰宅したら花粉を洗い流す

外出先から帰宅したあとは、すぐにシャワーを浴びるようにしましょう。肌や髪の毛に付着してしまっている花粉を水で洗い流せます。
さらに、外出のときに着ていた衣類はできるだけすぐに洗濯しておくと、花粉が家の中で舞ってしまうのを防げます。

目の痒み対策にも水が有効

花粉症の症状のひとつでもある目の痒み対策にも、水が役立ちます。
我慢できず思わず目をこすってしまう前に、タオルを水で濡らして冷やしましょう。痒みが和らぎます。
また、シャワーを浴びる際は体を洗うついでに、小学校時代のプールの後の洗眼のようにシャワーヘッドを上向きにして、目を洗い流すのも痒み対策として有効です。
シャワーから出る水を上向きにすることで、もっとも優しい水流で目から花粉を洗い流すことができるのです。

軟水器の使用もオススメ

花粉症になると鼻をかみすぎてお肌が荒れたり、花粉で髪が傷むことがありますので、お肌や髪のケアに効果的な軟水の使用がオススメです。
軟水器を使えば簡単に作ることができますので、軟水を使用して洗顔・洗髪をしてみてはいかがでしょうか。

そのほかにも、花粉症対策はさまざまな方法がありますので自分に合った方法で辛い花粉症を乗り切りましょう。

まとめ

春になると多くの方が悩まされる花粉症ですが、地域によって発症率に差があることに驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そして、花粉症対策で「水」はさまざまな用途で有効に活用できます。今回ご紹介した方法を参考にして、辛い花粉症シーズンを乗り越えていきましょう。