近年、テレビや雑誌などで注目されている「パワースポット」に一度は足を運んだことがある人も多いのではないでしょうか?
パワースポットとは、訪問すると不思議な力を感じたり、心や身体が癒され幸運に恵まれるとされている場所のことです。

今回はその中でも、東京の明治神宮にある井戸のパワースポット「清正の井」についてご紹介いたします。
「清正の井」を作った加藤清正や得られる効果とは?

パワースポットとして有名な「清正の井」

「清正の井」は、日本一の初詣神社として有名な東京都渋谷区の明治神宮にある井戸です。
過去にテレビなどでパワースポットとして紹介されて知名度が上がり、現在でも多くの人々で賑わっています。

「清正の井」がパワースポットだといわれている理由には、富士山と皇居を結ぶ「龍脈」と呼ばれる経路上に井戸があるからだとされています。
「龍脈」とは風水で「地中を流れる気の経路」のことを指しており、「清正の井」は富士山から流れてきた気が地上に溢れる「龍穴」と呼ばれるスポットといわれています。

そのため、「清正の井」は気の力を得られるパワースポットとして紹介され、注目を集めるようになりました。

「清正の井」を作った加藤清正とは?

加藤清正
「清正の井」は、加藤清正という安土桃山時代から江戸時代初期にかけて武将・大名として活躍した人物の名前が由来となっています。

加藤清正は豊臣秀吉の家臣として知られ、秀吉の没後は徳川家康のもとで関ヶ原の戦いなどで活躍し、その後は肥後(熊本県)に領地を与えられて熊本藩主となりました。
さらに、加藤清正は城作りの名人といわれ、水場を整備する技術も優れていたことから「土木の神様」とも呼ばれていました。

「清正の井」も加藤清正が作ったといわれていますが、本当に加藤清正が作ったかどうかは未だ謎のままだそうです。

携帯電話の待ち受けに?! 「清正の井」で得られる効果!

「清正の井」は、自然の気を感じて癒されるパワースポットとしての効果が高いことで知られています。

さらに、井戸の写真を携帯電話の待ち受け画面にすると運気が上がると噂されており、願いごとをしながら写真を撮影すると自身の意識が高められてよい結果を招くといわれています。

しかし、パワースポットとして有名になった現在は多くの人々が訪れるようになり、人が多いときは気の流れが悪くなってご利益も半減するといわれていますので空いている時期に訪れることをオススメします。
また、「清正の井」へ足を運ぶ際は、境内のルールやマナーを守って参拝しましょう。

まとめ

井戸のパワースポット、「清正の井」についてご紹介しました。
自然の気の力が得られるといわれている「清正の井」のような不思議な井戸が全国にはまだまだありそうですね。

さらに、井戸には「水の神様」が宿っているといわれていますので、普段から自宅で井戸を使用している方は大切に使っているとなにかよいことがあるかもしれませんよ。